競艇選手を A1 / A2 / B1 / B2 の 4 段階に振り分ける、競艇の根幹をなすランク制度。 勝率・事故率・出走回数を基準に半年ごとに見直しが行われ、出走可能な番組や斡旋に直結する。 予想の出発点となる、最初に確認すべき指標。
級別とは、競艇選手約 1,600 名を、勝率・事故率・出走回数の 3 指標に基づいて A1 / A2 / B1 / B2 の 4 段階に振り分ける、ボートレース固有のランク制度。 A1 が最上位、B2 が最下位で、賞金の高い番組や SG / G1 への斡旋資格は基本的に A1 級が中心となります。
審査は半年に 1 度、上半期 (5 月〜10 月) と下半期 (11 月〜翌 4 月) で実施されます。 審査期間の成績が翌期の級別を決定する仕組みのため、選手にとっては「半年単位の通信簿」のような存在。 A1 上位を維持し続けるトップ層と、B クラスとのボーダーで戦う中堅層では、賞金構造もまったく異なります。
級別は勝率・2 連率・3 連率・事故率・出走回数を組み合わせて決まりますが、 最大のウェイトは勝率です。下表が公式に近い大まかな目安。年度や審査期によって微調整が入るため、 ボーダー付近の選手は毎期入れ替わります。
| クラス | 勝率目安 | 2 連率目安 | 人数構成 |
|---|---|---|---|
| A1 | 6.50 以上 | 40% 以上 | 上位 約 20% |
| A2 | 5.50 〜 6.49 | 30% 〜 39% | 約 20% |
| B1 | 3.50 〜 5.49 | 20% 〜 29% | 約 50% |
| B2 | 3.50 未満 | 20% 未満 | 下位 約 10% |
A1 と A2 を合わせた「A 級選手」は全体の約 4 割で、優勝戦・準優勝戦の主役。 B1 は中堅の主戦力、B2 は新人・若手・ベテランの再起組が中心で、一般戦の序盤レースで顔を見る機会が多いゾーンです。
級別は「選手のベース実力」を 1 文字で把握できる、もっとも手軽な指標です。 出走表で 6 艇のクラスをざっと見るだけで、レースの構造が見えてきます。
級別は便利な要約値ですが、「直近の調子」までは捉えられません。 予想精度を上げるには、勝率や 2 連率と組み合わせて見るのが鉄則です。
| 級別 | 勝率 / 2 連率 | |
|---|---|---|
| 更新頻度 | 半年に 1 回 (5 月 / 11 月) | レースごとに即時反映 |
| 表す内容 | 半年間の総合力のラベル | 具体的な連対頻度の数値 |
| 調子の反映 | 遅い (前期の貯金が残る) | 速い (直近の変化が出る) |
| 使いどころ | レースの構造把握、斡旋確認 | 細かい予想・期待値検証 |
| 注意点 | 期初は前期成績との乖離に注意 | 出走回数が少ない選手は信頼性に課題 |
BOATCRAFT は 4 モデルブレンド (統計 / 機械学習 / 直近フォーム / 会場特性) で予想を構築しており、 級別は統計モデルのベース特徴量の一つとして組み込まれています。 ただし級別単体ではなく、全国勝率・直近 10 走の連対率と複合的に評価しているのが特徴。
「選手力つまみ」を上げる ─ 級別と勝率の重みを増やし、A1 のような上位ランカーの評価をさらに引き上げる。SG・G1 のような格上戦で有効。
「直近フォームつまみ」を上げる ─ 級別の「遅さ」を補正し、直近 10 走の調子を強く反映。期初や級替わり直後のレースに有効。
級別は競艇予想の「最初の 1 ページ」に過ぎません。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、予想の解像度を上げてみてください。