開催されている会場 (= 当地) に限定して集計した、選手の直近 6 ヶ月の勝率。 全国勝率と並べることで「実力 × 会場相性」を立体的に評価できる、 会場ごとの強さを測る成績指標。
当地勝率とは、選手が出走する当該会場 (= 当地) のみで集計した直近 6 ヶ月の勝率です。 競艇は同じ選手でも会場によって成績が大きく変わる競技で、選手ごとに「相性の良い会場」「苦手な会場」が存在します。 全国勝率が「総合的な実力」を示すのに対し、当地勝率は「この会場でどれだけ走れるか」を表す指標です。
算出方法は全国勝率と同じで、得点 ÷ 出走回数。 集計範囲は直近半年 (= 級別審査と同じ期間) で、出走表や直前情報欄で確認できます。 ただし当地での出走回数が少ない選手は信頼度が下がる、いわゆる「サンプル不足」に注意が必要。 最低 10 走以上のデータがあるかどうかは、必ずチェックしたいポイント。
当地勝率は単体ではなく、全国勝率との差分で読むのが基本。 全国 6.0 / 当地 7.0 なら「+1.0 = 会場と相性が良い」、 全国 6.0 / 当地 5.0 なら「−1.0 = この会場では本来の力を出しにくい」と評価します。
| 当地 − 全国 | 解釈 |
|---|---|
| +1.5 以上 | 会場との相性が極めて良い。地元・寮所属・得意水面のいずれかに該当することが多い。本命候補として加点。 |
| +0.5 〜 +1.4 | 相性が良い水面。展示タイムや直近フォームと合致すれば軸として有力。 |
| −0.4 〜 +0.4 | 全国成績と大差なし。ニュートラルに評価。 |
| −0.5 以下 | 本来の力を出しにくい会場の可能性。サンプル数を必ず確認し、10 走未満なら参考程度に。 |
地元会場・登録支部の会場では、当地勝率が全国勝率を上回るケースが多い傾向。 水面の癖を熟知し、調整も合わせやすいためです。 逆に淡水と海水の違い、潮流の有無、ナイター・モーニングといった環境差で当地が全国を大きく下回る選手も存在します。
当地勝率は「会場との相性」を 1 指標で見抜くための便利な数字。 全国勝率だけでは見えない、選手の得意 / 不得意の偏りを浮かび上がらせます。
当地勝率と全国勝率はセットで読む指標です。 それぞれが示す内容を整理しておくと、予想の組み立てが整理されます。
| 全国勝率 | 当地勝率 | |
|---|---|---|
| 集計範囲 | 全国 24 会場のすべて | 当該会場のみ |
| 表す内容 | 選手の総合的な実力 | 選手と会場の相性 |
| サンプル数 | 多い (年 100〜150 走) | 少ない (会場により 0〜30 走) |
| 注意点 | 会場特性は反映されない | サンプル不足の場合は信頼度が下がる |
| 使い方 | 選手評価のベース | 会場補正の追加要素 |
BOATCRAFT は 4 モデルブレンド (統計 / 機械学習 / 直近フォーム / 会場特性) で予想を構築しており、 当地勝率は会場特性モデルの重要な特徴量として組み込まれています。 全国勝率との差分や、当地サンプル数による信頼度補正も自動で行うため、 「全国勝率が高くても当地経験が少ない選手」の過大評価を避ける設計です。
「会場相性つまみ」を上げる ─ 当地勝率と全国勝率の差分を重く反映し、地元・得意水面の選手の評価を引き上げる。
「サンプル信頼度つまみ」を上げる ─ 当地での出走回数が少ない選手の評価を、全国勝率寄りに補正。遠征組の過剰評価を防ぐ。
当地勝率は選手と会場の相性を見抜くための基本指標です。 100 を超える専門用語を 12 カテゴリで整理した用語集で、予想の解像度を上げてみてください。