— この記事の要点 —

2022-2026 年の全 250,642 レース分の払戻データ(7 賭式)を再集計した結論:当たりやすさと平均配当は、ほぼ完全なトレードオフ。最も当てやすい複勝は理論的中率 33.3%・平均 202 円と手堅い一方、最も当てにくい3連単は的中率 0.83% まで落ちるが平均配当は 7,204 円と、実に約 35 倍に跳ね上がる。中間に位置する 2連複(6.7%・928 円)や 3連複(5.0%・1,224 円)を含め、的中率が下がるほど配当が上がる関係は 7 賭式すべてで一貫し、例外は一つもない。どの賭式も払戻率は約 75% で同一なので、優劣の差ではなく「当てやすさ」と「一撃の大きさ」のどちらを取るか、というスタイルの選択に帰着する。

202円
複勝の平均
(最も堅い)
7,204円
3連単の平均
(最も荒い)
約35倍
複勝と3連単の
配当差
約75%
払戻率
(全賭式 共通)
Data

7賭式を、当たりやすさと配当で並べる

上から当てやすい順。当てやすい賭式ほど配当は安く、当てにくいほど高い ── 一直線のトレードオフだ。

賭式理論上の的中確率平均配当中央値当たり条件
複勝33.3%202円130円選んだ1艇が2着以内
拡連複(ワイド)20.0%284円200円選んだ2艇が3着以内に2つ
単勝16.7%417円220円選んだ1艇が1着
2連複6.7%928円470円1・2着を順不同で
3連複5.0%1,224円640円1・2・3着を順不同で
2連単3.3%1,838円800円1・2着を着順通り
3連単0.83%7,204円2,670円1・2・3着を着順通り
※理論上の的中確率は「実力を考えず、ランダムに1点買いした場合」の確率。実際は本命を選べば的中する確率は上がり、配当は下がります。平均配当は実際の払戻実績の平均です。
Point

「平均」と「中央値」のズレに注目

高配当の賭式ほど、平均が中央値を大きく上回る。3連単は平均7,204円なのに中央値は 2,670円。これは 一部の万舟が平均を吊り上げているから ── 「ふつうの3連単」は2,670円くらいで決まる。複勝(平均202/中央130)はこのズレが小さく、配当が安定している。高配当の賭式ほど「たまに大きいが、ふだんは平凡」という性質が強まる。

Profile

賭式ごとの性格の違い