AUTOCRAFT検証ラボ / #02
検証ラボ #02

試走タイムは最強の指標
── 1位の1着率35.2%

オートレースには本番前の「試走」があり、そのタイムが当日の機力をそのまま映します。試走タイム順位と1着率の関係を、約2万7千レース(2026年8月時点)の実データで見ます。

試走タイム?そんな細かいの見なくても、強い選手を見ればいいでしょ

結論を先に ── 試走最速が、ダントツ

約2万7千レース(2026年8月時点)を集計すると、試走タイム1位(最速)の1着率は35.2%(同タイムの複数選手をそれぞれ試走1位として含む)。2位以下を大きく引き離し、順位が落ちるほどきれいに下がります。当日の機力こそ王様です。

試走タイム順位別 1着率(全体・実集計)
1位35.2%
2位16.9%
3位11.9%
4位9.4%
5位7.4%
6位5.5%
7位3.9%
8位2.8%

当日いちばん速い車が、
3回に1回以上、勝つ。

I.試走順位1〜8位、全段階で見ると

1位35.2% → 2位16.9% → … → 8位2.8%。試走順位が1つ落ちるたびに勝率が確実に下がる、美しい右肩下がりです。対象は1位n=31,655〜8位n=10,675で、順位が下がるほど出走数自体が減ります(同タイムの選手は同じ順位として複数採用)。

試走順位1着率対象
1位35.2%31,655
2位16.9%27,424
3位11.9%25,658
4位9.4%24,658
5位7.4%23,468
6位5.5%22,458
7位3.9%19,288
8位2.8%10,675
統計メモ:試走1位(n=31,655)と2位(n=27,424)の1着率の差(35.2%→16.9%)は、偶然のばらつきだけでは説明しにくい差を示す検定値が出ています(実測の勝利件数・分母から算出した2標本比率検定でz=50.0・p<0.0001)。試走順位は単独で最も強い予測因子です。
集計の前提:集計期間は2023年4月1日〜2026年8月15日で固定。分母は同期間で試走タイムが記録され、レース内で試走順位を算出できた記録に限ります(全車が失格・欠場等となった不成立レースはレース単位で除外)。同タイムの選手は全員が同じ順位として採用しており(例:2名が同着1位なら次の選手は3位)、この方式で各順位を算出しています。

II.会場によるのでは? ── どこでも試走1位が最強

会場試走タイム1位の1着率対象
山陽38.2%6,288
浜松35.8%5,532
川口35.5%6,859
飯塚33.6%6,903
伊勢崎32.9%6,073
その車の試走が"買い"かは、レースごとに変わります。
今日の各レースの見立て・自信度(テトラ度)は——
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最も試走が効く山陽で38.2%、最も効きにくい伊勢崎でも32.9%。どの会場でも試走最速は3割超で1着に絡みます(各会場の詳細は会場データ)。

車番(外枠)と掛け合わせる

外が強い(#01)うえに試走も速い ── この2つが重なった車が当日の最有力。掛け算の威力は#04 機力×位置で。試走上位3車が表彰台をどれだけ占めるかは#11で。

データが言えること

  • 試走1位の1着率35.2%でダントツ(2位比+18.2pt・丸め前値どうしで算出)
  • 順位が落ちるほど勝率も低下(8位2.8%)
  • 5会場すべてで試走1位が最強

言いすぎ注意

  • 級別・人気だけで決める
  • 試走タイムを見ない
  • 試走下位を過小評価する
軸の選び方

まず試走1位を本命候補に。車番まで見ると、試走1位に絞った1着率は内枠48.1%が最も高く、外枠39.1%を上回る(ただし内枠が試走1位になること自体は全体の約2%と稀)。

切り方

試走下位(1着率数%)は評価から外すと、見立てが絞れる。

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※ 本記事の数値はすべて AUTOCRAFT 自前データベース(2023–2026 / 約2万7千レース・約18万出走、2026年8月時点) の独自集計です。集計時点の実測で今後変動します。予想は情報提供を目的とし、的中・利益を保証しません。投票は20歳以上・自己責任で。